思春期になってからニキビが急にできてしまった、と悩む方は多いでしょう。思春期になるとニキビができやすくなってしまうのか、本記事ではその原因や思春期ニキビのケア方法などについて解説します。

思春期にできるニキビとは

思春期になると、ニキビに悩まされる方が多いものです。なぜ思春期にニキビができやすくなってしまうのでしょうか。

思春期ニキビの原因

思春期ニキビとは文字通り、10代の思春期にできるニキビです。ニキビは思春期だけにできるものではなく、大人になってもできるものです。大人のニキビと思春期ニキビの原因には共通点もありますが、思春期ニキビの原因は、成長期にホルモン分泌が急激に増加し、皮脂が過剰分泌することが大きな原因です。皮脂分泌が増えると毛穴が詰まりやすくなるため、ニキビができやすい状態になってしまうのです。

一般的に思春期ニキビは12〜13歳頃からでき始め、成長期が終わる頃にできにくくなります。

思春期ニキビの種類

思春期ニキビは、原因は違えどその種類は大人のニキビとほぼ同じです。

できたばかりの白ニキビから毛穴の詰まりが酸化して黒ニキビとなり、炎症を起こした赤ニキビ、
毛穴に膿が溜まった黄ニキビと進行していきます。進行度合いが進むにつれて、ニキビが改善した後に痕になって残りやすくなります。

思春期ニキビのケア方法

思春期ニキビができてしまった場合、悪化を防ぐためには正しい方法でケアをする必要があります。

正しい方法で洗顔・スキンケアを行う

ニキビを早く治すには、清潔を保つことが第一です。そのためには、洗顔やスキンケアを正しい方法で行いましょう。ただし、過剰に洗顔やスキンケアを行うことは肌への刺激でニキビが悪化してしまう原因となるため厳禁です。

洗顔は朝晩2回、泡でやさしく包み込むように行います。洗顔後は肌をできるだけこすらずに、タオルで押さえるように水分を取りましょう。スキンケアには、ニキビができにくいノンコメドジェニックの化粧品がおすすめです。

市販薬を使う

ドラッグストアなどでは、ニキビ改善に効果が期待できる市販薬が販売されています。市販薬には、ニキビの原因菌であるアクネ菌の殺菌効果や抗炎症作用が期待できる成分を含む外用薬のほか、ニキビ改善効果が期待できるビタミンCやLシステインなどの内服薬などがあります。

生活習慣を見直す

不規則な生活を送っていたり、食生活が偏っていたりすると、皮脂の分泌が増えることがあります。そのため、生活習慣を見直すことが、ニキビの原因となる皮脂分泌を抑えて、改善へ導く効果が期待できます。ストレスも皮脂分泌に関わるため、ストレスを溜め込まないようにすることもポイントです。

クリニックを受診する

初期の思春期ニキビであれば、ここまでご紹介したセルフケアで改善が期待できます。しかし、これらの方法で改善が難しい重度のニキビは、専門的な治療を受けられるクリニックを受診するのがおすすめです。

皮膚科では保険診療での治療が受けられますが、美容皮膚科では自由診療を含め、ニキビ痕の改善など幅広い方法でのニキビ治療が受けられるメリットがあるので、ニキビの状態に合わせて受診するクリニックを選択しましょう。

思春期のニキビケアについてよくある質問

思春期にできるニキビやそのケア方法について、よくある質問をまとめました。

ニキビを治す際のNG行為は?

できてしまったニキビはつぶせば治ると思われがちですが、早く治すためにはニキビをつぶすことはNGです。ニキビを刺激すると炎症を起こす原因となり、ニキビが悪化してしまいます。むやみにニキビに触ることも、ニキビへの刺激となるため避けましょう。

また、紫外線は炎症の悪化やニキビ痕の原因となるので、直射日光を長時間浴びることもNGです。外出する際は、季節を問わず紫外線対策をしっかり行うことが大切です。

思春期ニキビは大人になったら治る?

思春期ニキビは、成長期のホルモン分泌増加が大きな原因となっているため、成長期が終わるとホルモンバランスが安定し、思春期特有のニキビはできにくくなります。しかし、大人になってもターンオーバーの乱れやストレス、生活習慣の乱れなどによってニキビができることは十分あるので、大人になればニキビが治るとは一概には言えません。

思春期ニキビは正しい方法でケアしましょう

思春期ニキビは10代特有の体の変化によって起こるものですが、できてしまったニキビも正しいケア方法を続けていれば悪化を防げます。大人になってもニキビはできることがあるので、思春期ニキビ対策の基本的なケアを続けることが、大人ニキビの予防にもつながるでしょう。