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エラが張っている基準を徹底解説!顔のエラはどこか気になる方必見!
「ベース型の顔立ちにコンプレックスをもっている」「エラが張っていない卵形の顔に憧れる」など、顔の形に悩んでいませんか?
エラが張っていると顔が大きく見えてしまうため、なんとか解消したいと考える方も多いでしょう。
エラが張っていることは、生まれつきの骨格によるものも多いですが、実はそれだけではありません。
実際に年齢とともに顔がベース型・四角になってきたと感じる方も多いのではないでしょうか?
エラ張りが気になる方は、エラが張っている基準や原因を知って適切なケアを行いましょう。
この記事では顔のエラはどこかという基本的な知識から、エラ張りの基準、治療方法まで紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
顔のエラとはどこか
顔のエラとは、医学的には「下顎角」と呼び、耳の下の出っ張っている部分です。
顔のエラはちょうどフェイスラインの部分のため、ここが張っていると顔が横に広い印象となり大きな顔に見えてしまいます。
耳下の骨が生まれつき大きいことがエラ張りの原因のことが多いですが、実は骨格だけが原因ではありません。
顔のエラ付近には咬筋という筋肉があります。
咬筋は、食べ物を噛む時に下顎を引っ張り上げる役割をしている筋肉です。
この咬筋が過剰に発達しているとエラが張っている印象になり、極端に筋力が弱ければ痩せ細った貧相な印象になります。
エラが張ってる基準とは
エラが張っているという明確な基準はありませんが、気になる方は次のチェック項目でセルフチェックを行ってみましょう。
1.歯を食いしばったときに咬筋(エラ)が大きく膨らむ
2.上下の歯が常にくっついている
3.朝起きた時に顎や首肩にだるさ・疲れがある
4.歯がすり減っていたりヒビが入ったりしている
5.フェイスラインを触るとエラが角張っている
6.頬骨とエラの幅が同じ
2つ以上当てはまっていたら、エラが張っている可能性が高いと考えられます。
まずは、1〜4で食いしばりや歯ぎしりによる咬筋の発達をチェックしてみましょう。
そして、食いしばりや歯ぎしりが続くとエラが大きくなり、5〜6も当てはまるようになります。
しかし、1〜4は当てはまらず5〜6のみ当てはまるという場合は、エラ張りの原因が咬筋の発達ではなく骨格によるものと考えられます。
また、歯がすり減るほどの強い食いしばりや歯ぎしりや顎関節症などにもつながる可能性が高いため、早めに改善しましょう。
エラの張りが気になる方にはボトックス注射がおすすめ
エラの張りが咬筋の発達による場合は、ボトックス注射での治療がおすすめです。
骨の出っ張りが原因の場合は、骨削りなどの治療もありますが大掛かりな手術になり身体への負担も大きくなります。
咬筋の発達がなく骨の出っ張りのみの場合は骨を削る必要がありますが、骨の出っ張りにプラスして咬筋が発達しエラ張りが気になることも多いでしょう。
そこで、ボトックス注射がおすすめとなってきます。
ボトックス注射とは、筋肉の緊張を和らげて表情筋の動きを抑える治療法です。
エラボトックスの場合は、咬筋にボトックス注射を打つことで噛み締める力を弱め、過剰に発達した筋肉を縮小させてエラ張りを解消します。
筋肉の働きを弱める治療法のため即効性はなく、施術後2週間程度で徐々にエラが小さくなり、効果を実感できるのは施術後1ヶ月程度となるでしょう。
しかし、その期間の食いしばりや歯ぎしりが改善されるため、習慣化されればその効果が続く可能性もあります。
さらに、小顔効果だけではなく食いしばりや歯ぎしりでの筋肉の緊張による肩こり・頭痛・顎関節症などの症状の緩和にも繋がります。
しっかり効果を持続させたい方は、半年〜1年の頻度で定期的にボトックス注射を受けることがおすすめです。
まずは、クリニックでエラ張りの状態を正しく診断してもらい適切な治療を受けてください。
エラ張りを自分で改善する方法
エラ張りを確実に自分で改善することは難しいでしょう。
しかし、食いしばりや歯ぎしりの癖を自覚して直すことで、咬筋の緊張を和らげたり過剰な発達を防いだりすることは可能です。
そこで、次のようなことを意識してみてはいかがでしょうか?
・日常生活で上下の歯がくっつかないようにする
・食いしばりを自覚したときは緊張を和らげる工夫をする
・睡眠環境を整えて寝ている間の歯ぎしりを防ぐ
・ストレスを軽減する
まずは、口元をリラックスさせて筋肉が凝り固まらないように注意してみましょう。
そして、食いしばりは強いストレスがかかったときに起こりやすいので、自覚したときはリフレッシュすることを心がけてください。
また、寝ている間の歯ぎしりは眠りが浅い時間帯に起こることが多いため、睡眠の質を上げることも自分でできる工夫です。
寝る前の飲酒や喫煙、スマホなども眠りが浅くなる原因なので、注意してくださいね。
さらに、食いしばりや歯ぎしりの原因は明確にはなっていませんが、多くはストレスが原因とされています。
そのため、日々のストレスを上手に発散・軽減することを心がけることも大切ですよ。
まとめ
今回の記事ではエラが張っている基準や顔のエラがどこなのか、具体的に紹介してきました。
耳の下の出っ張り部分をエラと呼び、エラが張っていると顔がベース型に大きく見えてしまいます。
エラ張りの原因は咬筋の発達によるものと生まれつきの骨格によるものに分けられます。
エラ張りに悩んでいる方は、一度クリニックを受診して医師による正しい診断を受けてみてはいかがでしょうか?
当院では、一人一人に寄り添った診断・治療を提案しますので、ぜひ安心してお任せください。