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エラ張りは骨が原因ではない可能性も!

エラ張りは、顔が四角く角張って見えて女性的な柔らかい印象が損なわれるため、コンプレックスに感じている方も多いでしょう。

生まれつきの骨格が原因だと諦めずに、まずはエラへのボトックス注射を検討してみてはいかがでしょうか。

この記事では、エラ張りの原因と改善方法を紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

エラ張りの原因は骨だけではない

エラは、耳の下から顎にかけてある膨らみの部分で、この部分が角張っていると「エラが張っている」と言われ、顔がホームベース型になり横幅が大きく見えます。

そして、エラ張りの原因は生まれつきの骨格だと考えている方が多いと思いますが、実はそうではありません。

実際には骨ではなく、エラ付近にある筋肉が発達していることで、エラが張っている場合がほとんどです。

ここでは、エラ張りの原因となる咬筋とエラの骨(下顎角)について詳しく解説していきます。

咬筋の発達

エラ張りの多くの原因は、咬筋の発達です。

咬筋は、耳の下より少し前にあり奥歯をグッと噛み締めると軽く動く部分です。

食べ物を噛む時に使う咀嚼筋の一つで、日々過ごしている動作だけでは異常に発達することはあまりありません。

しかし、硬いものをよく食べる方や就寝時の歯ぎしり・日中の食いしばりの癖がある方は、人よりもこの筋肉が発達し顔の輪郭にまで影響を与えます。

硬いものを噛む頻度を減らす工夫はできるかもしれませんが、ストレスがかかると無意識に歯を食いしばってしまいますし、就寝時の歯ぎしりを自力で改善することはとても難しいです。

そのため、咬筋の動きを弱めるボトックス注射で筋肉の発達を抑えることがおすすめですよ。

エラの骨(下顎角)の位置や角度

耳の下の角張っている部分にある骨を下顎角といい、この部分の位置や角度がエラ張りに影響しています。

基本的に、下顎角から顎までの角度が男性で30度、女性で35度程度が理想とされていて、角度が狭くなるほど顔が角ばって四角い輪郭になります。

骨が原因の場合は、骨を削って輪郭を変えることが一つの方法ですが、大掛かりな手術でリスクも多いため本当に手術をすべきか慎重に検討しましょう。

下顎角の上に咬筋があるため、この咬筋を小さくすることで輪郭に変化を与えることも可能です。

大掛かりな骨削りをする前に、まずはボトックス注射で咬筋にアプローチしてみてはいかがでしょうか。

エラ張りの原因のセルフチェック方法

自身のエラ張りが咬筋の発達によるものか、骨の位置や角度によるものか、簡単にチェックできます。

まずは奥歯をグッと噛み締めてみましょう。

この時にエラが大きく膨らむ場合は咬筋の発達が原因、食いしばっても変化がない場合は、骨(下顎角)が原因です。

他に、寝ている間に歯ぎしりをしている場合は、起きた時に顎の疲れやだるさがあり奥歯がすり減っていることがあります。

顎の疲れや歯の状態もセルフチェックの参考にしてみてください。

エラ張りはボトックス注射で改善

エラ張りは、ボトックス注射で改善が可能です。

ボトックス注射は、天然のタンパク質であるボツリヌス毒素を筋肉に注射することで、筋肉の緊張を和らげて発達を抑えます。

すると自然と噛む力が弱まっていき、張っていたエラが目立たなくなる仕組みです。

一般的にボトックス注射を打ってから約3〜7日で筋肉の動きに違和感が出始めて、約2週間後から見た目の変化を感じるようになります。

注射のみで済む施術でリスクやダウンタイムも少ないため、エラの骨削りと比べてとても手軽にエラ張りの改善が可能です。

また、骨が原因でエラが張っている場合でも、咬筋を小さくするボトックス注射で輪郭に変化を与えることもできますよ。

約3〜6ヶ月をかけて効果が薄れていくため定期的に施術を受ける必要がありますが、一度ボトックスを打つと以前よりも筋肉の緊張が和らいでいるため、効果がゼロになるというわけでもありません。

ボトックス注射は体に害はないので、医師と相談して自身に合ったスケジュールでボトックス注射を行うとよいでしょう。

まとめ

エラ張りの原因は、骨だけではなく食べ物を噛むときに使う咬筋という筋肉が発達しすぎていることが多いです。

そして、筋肉の緊張を和らげ動きを抑制するボトックス注射がエラ張りの治療に最もおすすめです。

骨が原因の場合は骨削りを検討することもありますが、大掛かりな手術になりリスクも増えるため、まずは咬筋を小さくしてどの程度変化があるのか確認してみても良いでしょう。

当院では、一人一人が望む美しさを叶えるために、オーダーメイドな施術を提案・提供しています。

エラ張りを改善したいと悩む方は、ぜひ一度ご相談ください。

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