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マッサージピールの効果は?肝斑やニキビ跡などへの効果も徹底解説!
ピーリングといえば赤み・皮向けが起こり、肌へのダメージが大きい印象がありませんか。
しかし、マッサージピールでは肌を守る成分が入っているため、ダウンタイムがほとんどなく肌質改善を目指すことが可能です。
また、ピーリングといえば古い角質除去によるニキビや毛穴開きの治療のイメージが大きいですが、マッサージピールではニキビ跡の色素沈着や肝斑などの美白ケアにも効果を発揮します。
今回は、肌へのダメージを少なく受けることができるマッサージピールについて、基本の施術方法から気になる効果まで詳しく解説していきます。
痛み・リスクの少ない方法でエイジングケアをしたい方、肌本来の美しさを取り戻したい方は、ぜひ参考にしてみてください。
マッサージピールの施術方法
マッサージピールは、従来のピーリングとは違い表皮を剥離せずに肌のコラーゲン生成を促す方法です。
これまでのピーリングは、薬剤の成分で表皮を剥離し自然治癒を促すことで肌を再生させる方法でしたが、マッサージピールでは剥離を行わずに成分の真皮まで浸透させます。
施術方法は、顔に薬剤を塗布し優しく塗り込みながらマッサージを行うシンプルな方法。
医師の手でマッサージしながら薬剤を浸透させるため、痛みもなく約10〜15分と短時間で施術は終了します。
肌への刺激・炎症を最小限に抑えているため、ダウンタイムもほとんどありません。
マッサージピールの効果
マッサージピールは、古い角質を除去し肌の生まれ変わりを促すと同時に、真皮層まで薬剤を浸透させることでコラーゲンの生成を促します。
マッサージピールで使用する主な薬剤は次のとおりで、それぞれの成分が効果を発揮し様々な肌悩みを改善します。
・トリクロロ酢酸…ターンオーバーを促しコラーゲンを増生させ、ニキビ・ハリのなさ・毛穴などをケアする
・過酸化水素…トリクロロ酢酸による表皮剥離のダメージから肌を守る
・コウジ酸…メラニンの生成を抑えて、シミ・くすみ・肝斑・色素沈着をケアする
まずは、ピーリング効果とコラーゲン増生効果の高いトリクロロ酢酸が肌のターンオーバーを促すとともに肌のハリ・弾力を高めます。
トリクロロ酢酸は、高い剥離作用があり肌への刺激・炎症が強い成分ですが、過酸化水素を併用することで肌へのダメージを最小限に抑えながらも元々のコラーゲン増生の効果は維持することが可能になりました。
さらに、コウジ酸の美白効果も加わり、マッサージピールでは様々な肌悩みを解消することが可能なのです。
マッサージピールのニキビ跡への効果
マッサージピールでは、ニキビ跡の色素沈着と凹凸への効果があります。
ニキビの炎症が繰り返されると、ニキビ跡が赤く残り色素沈着を起こし、その後茶色くシミのようになってしまいます。
この色素沈着はコウジ酸の美白作用により治療が可能です。
また、同じところに繰り返しできた炎症性のニキビによりぽっこりと穴があき、凹凸ができてしまいます。
この凹凸はトリクロロ酢酸のコラーゲン増生作用で肌の内側からハリを出すことで改善が期待できます。
しかし、ニキビ跡の凹凸はマッサージピールだけでは相当な時間がかかるため、ポテンツァなどの凹凸を治療する施術を組み合わせることがおすすめです。
マッサージピールの肝斑への効果
マッサージピールは、コウジ酸の美白作用から肝斑の治療にも効果を発揮します。
ホルモンバランスが原因で目尻・頬骨あたりにできる肝斑は、セルフケアでの改善が難しい肌悩みです。
マッサージピールではコウジ酸の作用により、肌のくすみがとれて全体的な透明感が高まるとともに、施術を繰り返し受けることで肝斑の改善も期待できます。
まれにマッサージピールによって肝斑が悪化したと言われる場合がありますが、これは紫外線・ホルモンバランス・摩擦などが影響していると考えられます。
肝斑は擦ることで悪化するため、マッサージピールを行うときには肝斑がある場所には十分に注意して施術を行います。
知識・技術力のある医師が正しい施術を行えば、基本的にマッサージピールで肝斑が悪化することはありません。
多くは、セルフケアでの摩擦・刺激やホルモンバランスの乱れなどが肝斑の悪化の原因と考えられるでしょう。
マッサージピールの毛穴への効果
マッサージピールを行うことで、毛穴の目立ちを改善することも可能です。
コラーゲンの生成が促されると肌の内側からハリ感が生まれ、毛穴の引き締め効果が期待できます。
さらに、肌のターンオーバーを促すことで古い角質のケア・皮脂量の調整がされて毛穴のつまり・黒ずみなどもケアできますよ。
さらに、毛穴につまった角栓・皮脂が酸化し色素沈着を起こすことによって毛穴が黒ずんでしまいますが、これもコウジ酸の美白効果でケアが可能です。
マッサージピールの効果持続期間
マッサージピールは、1回でも肌の透明感や毛穴の引き締めなど、高い効果を実感できます。
しかし、マッサージピールは1回の施術で治療が完了するものではありません。
定期的に施術を受けて、ターンオーバーを正常化しコラーゲンの生成を促していくことで、効果が持続します。
次の施術までに長く期間が空いてしまうと元の肌状態に戻ってしまうため、自身の肌状態に適した頻度で施術を受けることが効果持続に大切なポイントです。
ここでは、マッサージピールを受ける頻度や回数などを見ていきましょう。
1〜3週間ごとに5回の治療を受けるのがおすすめ
マッサージピールは受け続けることで、徐々に肌質が改善する施術です。
ある程度肌質が改善された後は効果の持続期間が長くなるため、初めは短いスパンで施術を受けることがおすすめです。
施術開始から5回くらいまでは、頻度を高く1〜3週間を目安に施術を受けましょう。
短いスパンで施術を受けることは、古い角質を除去し新しい肌を生み出すサイクルを早めて、美肌へ導くためにとても大切です。
その後は月1回のメンテナンスを
ターンオーバーの周期が整ってきたら、1ヶ月に1回を目安にメンテナンス感覚で施術を受けるとよいでしょう。
マッサージピールを行って肌質を改善したとしても、加齢・生活習慣・紫外線・ストレスなどの影響でターンオーバーはとても乱れやすい状況です。
そのため、マッサージピールをやめてしまうと元の肌状態に後戻りしてしまいます。
せっかく改善した肌質を保つためにも、定期的に施術を受けましょう。
また、年齢・肌の状態・生活習慣などによって施術を受ける頻度は異なりますので、その後のスケジュールについては担当医とよく相談して決めてくださいね。
まとめ
マッサージピールは、これまでの表皮を剥離して自然治癒を促すピーリングと違い、肌へのダメージを最小限に抑えて肌質改善を目指す施術です。
コラーゲン増生による肌のハリ・弾力の向上から、美白効果のある成分によるシミ・くすみの改善まで幅広い肌悩みをケアできます。
特にニキビ後の色素沈着や肝斑は、セルフケアでの改善が難しいためマッサージピールを試してみるのもひとつの方法ですよ。
当院では多くの臨床経験をもっている女性院長がひとりひとりの美しさをサポートします。
マッサージピールで肌悩みを改善したい方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。