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眼窩脂肪除去で失敗する理由やダウンタイムを解説!

目元の透明感は、その人のイメージを大きく左右します。

特に、目の下のクマが目立つと老けて疲れた印象を与えるため、お悩みの方も多いのではないでしょうか。

青クマ・茶クマ・黒クマなど、クマの種類により改善方法は異なりますが、今回は黒クマを解消する眼窩脂肪除去について紹介していきます。

眼窩脂肪除去で正しくクマ取りを行い失敗しないために、ぜひ参考にしてみてください。

眼窩脂肪除去でクマ取り

眼窩脂肪除去は、下まぶたの裏を切開して余分な眼窩脂肪を除去することで目の下のふくらみを改善する施術です。

加齢とともに眼球を支える眼輪筋という筋肉が衰えると、眼窩脂肪が前方へ押し出されて目の下にふくらみができます。

この目の下のふくらみがあると、ふくらみの下に影ができてクマに見えてしまいます。

これが、一般的に黒クマと呼ばれるクマです。

眼窩脂肪除去で改善できるクマはこの黒クマで、目の下のふくらみを取り除くことで頬との凹凸をなくし、影ができなくなるという仕組みですね。

クマには、血行不良が原因の青クマと色素沈着が原因の茶クマもありますが、この2つのクマは眼窩脂肪除去で治療ができないので、注意してください。

青クマの場合は目元の血行を促進するマッサージ、茶クマの場合は美白有効成分が配合されている美容クリームなどのセルフケアでの対策が可能ですが、黒クマはセルフケアでの改善が一番難しいクマです。

また、目の下のふくらみにより皮膚が伸びてしまうとシワになってしまうこともあるため、目の下のふくらみはひどくなる前に正しく治療することがおすすめですよ。

ちなみに、青クマ・茶クマをセルフケアで改善しようとした場合も、目に見える劇的な効果を得ることが難しく時間もかかかります。

すでに目立っているクマは、美容医療などで治療することが正しい選択といえるでしょう。

眼窩脂肪除去で起こる失敗

目元の皮膚はとても薄く、美容整形の中でもより繊細な技術が求められる施術です。

失敗するとくぼみや凹みが現れたり、シワやたるみができたりすることがあるので、慎重に行う必要があります。

正しい知識と高い技術力のある医師が行うことで大きな失敗を防ぐことはできますが、リスクは正しく理解しておきましょう。

期待する効果が得られなかった

頬の脂肪が少なく皮膚が下がっている場合や脂肪の取り残しがある場合、青クマ・茶クマなどの適応しないクマを治療しようとした場合などは、期待する効果が得られない可能性があります。

皮膚のハリ・弾力が失われている方は頬の位置が下がっているため、眼窩脂肪除去のみの施術で凹凸がなくなることはなく、クマは消えません。

目の下のふくらみがなくなるだけで黒クマは改善しないので、この場合は目の下〜頬にかけての適切な箇所に脂肪注入を行う必要があります。

また、脂肪の取り残しがあると変化が小さいため満足できなかったり、不自然な凹凸ができてしまったりします。

さらに、仰向けと体を起こした状態とでも眼窩脂肪は微妙に動くため、カウンセリングで細かく要望を伝え、術中も細かく状況を確認させてもらうことで取り残しを防ぎましょう。

そして、青クマ・茶クマにお悩みの方が眼窩脂肪除去の施術を受けても効果はないため注意してください。

自分では眼窩脂肪が原因だと思っていても、実は違っていることもあるため、専門の医師の正しい診断を受けることが大切です。

「どの治療を受けたい」という要望ではなく、お悩みと叶えたい理想を伝えてどのような施術が適しているのか担当医師とよく相談できるとよいですね。

くぼみや凹凸が生じた

眼窩脂肪は除去すればするほど良いわけではなく、取りすぎてしまうと目がくぼんでしまって余計にクマが目立ってしまいます。

また、脂肪の取り方にムラがある場合も皮膚に不自然な凹凸ができてしまうので、医師の技術力は事前によく確認しておきましょう。

もし、脂肪の取り過ぎが原因でくぼみや凹凸ができてしまった場合は、脂肪注入やヒアルロン酸注入で修正することは可能です。

しかし、無駄な体への負担となってしまうため、眼窩脂肪除去を受ける前に医師の実績や症例数なども確認して失敗を防ぎましょう。

シワやたるみができた

眼窩脂肪を除去したあとの皮膚が余ってたるむことで、シワができてしまうことがあります。

眼窩脂肪除去のみでのクマ取り治療は、比較的若く目の下の皮膚にたるみが少ない方に適しています。

皮膚の弾力性が低い方は、眼窩脂肪除去のみではなく脂肪注入を組み合わせることで、このような失敗を防ぐことが可能です。

基本的に、医師の知識やスキルが十分あり正しく皮膚の状態を診断できれば、適切な施術を受けることができるでしょう。

自身のクマが眼窩脂肪除去のみで解消できるのか、よく相談して慎重に検討するようにしてくださいね。

眼窩脂肪除去のダウンタイム

眼窩脂肪除去で起こりうるリスク・副作用とダウンタイムは次のとおりです。

・内出血…1〜2週間程度

・腫れ・痛み…数日〜1週間程度

眼窩脂肪除去は、皮膚を切開したり縫合したりする必要がない施術のため、ダウンタイムは比較的短いです。

内出血や腫れが最も目立つのは2〜3日後で、その後1〜2週間程度で目立たなくなっていきます。

2週間のダウンタイムを考えておけば一般的には問題はないでしょう。

また、施術の翌日からメイクが可能なため、カバーすることもできます。

さらに、施術のときは局所麻酔を使用するため施術中の痛みはありません。

ただ、術後2〜3日程度は施術箇所に軽い痛みを感じることがあり、この場合は処方される痛み止めを服用してください。

まとめ

眼窩脂肪除去は、目の下のふくらみが原因で目立っている黒クマを治療する施術です。

血行不良や色素沈着によるクマの治療へは適応していないため、注意してください。

また、皮膚のたるみがある方が眼窩脂肪除去のみを単独で行うと、さらにたるみが悪化してしまったり目がくぼんでしまったりする可能性があります。

目の下の皮膚や頬の皮膚にたるみがある方は、脂肪注入と組み合わせることでしっかりクマを治療することが可能です。

高いスキルをもった医師に任せれば失敗する可能性は低くなるので、医師選びは慎重に行いましょう。

当院では、国内外の学会への登壇実績もあり、多くのメディアにも出演している院長が高度な医療を提供します。

目の下のふくらみ、クマにお悩みの方は、一度ご相談ください。

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