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側頭筋ボトックスは目元のたるみ改善につながる!
筋肉の働きを弱めてシワ改善に用いられるボトックス注射。
ボトックスを注入する部位によって、ほうれい線・額・眉間などそれぞれのシワに効果を発揮しますが、こめかみ付近にある側頭筋へ注射することも可能です。
歯を噛み締めるときに使う側頭筋へボトックス注射を行うことでどのような効果があるのでしょうか。
そのメリットやデメリットについても紹介していきますので、ぜひご覧ください。
側頭筋ボトックスの効果
側頭筋ボトックスには、主に小顔効果・目元のたるみ改善・リフトアップ効果などがあります。
また、歯ぎしり・食いしばりの改善も可能です。
まずは、側頭筋ボトックスとはどのような施術なのか、その効果についてみていきましょう。
側頭筋ボトックスとは
側頭筋ボトックスとは、筋肉の働きを弱めるボツリヌス菌を側頭筋に打つ施術です。
側頭筋はこめかみから耳の上辺りにかけてある筋肉で咀嚼筋の一種で、奥歯を噛み締めた時に軽く膨らむ部分で、発達しているとこの膨らみが人より盛り上がっています。
側頭筋が発達していると、エラの発達と同様に顔の横幅が広くなるため、小顔効果を求めて側頭筋ボトックスの施術を行う方も多いでしょう。
また、咀嚼筋である側頭筋の動きを弱めることで歯ぎしり・食いしばりの治療として用いられることもあります。
目元のたるみ改善やリフトアップ効果
側頭筋が発達していると目や眉毛の周りの皮膚が下方向に引っ張られ、目尻が下に下がってしまいます。
そこで、側頭筋にボトックスを打つと下に引っ張られていた目や眉が上に引き上げられ、目がぱっちりする効果が期待できます。
眉毛の位置が高くなり、目元のたるみ改善・リフトアップにつながります。
また、エラボトックスと組み合わせることでさらなる小顔効果も見込めます。
小顔になりたい、まぶたが開きにくい、タレ目がきになるという方も側頭筋ボトックスでお悩み改善が可能ですよ。
歯ぎしり食いしばりの改善や頭痛にも効果あり
側頭筋の動きを弱めることで、寝ている間の歯ぎしりや日常の食いしばりの改善が可能です。
ストレスや緊張などで無意識に力が入ってしまう咀嚼筋の力を抑えることで、自然に歯ぎしり・食いしばりを改善します。
また、歯ぎしりや食いしばりがある方は、歯のすり減りや頭痛、肩こり、顎の疲れなど様々な不調を感じることがありますが、側頭筋ボトックスでこれらの症状の改善も期待できますよ。
歯ぎしり・食いしばりの根本的な原因ははっきりと判明されていなく、自力では中々治せないものなので、咬筋(エラ)ボトックスや側頭筋ボトックスでの治療も検討してみてはいかがでしょうか。
側頭筋ボトックスのメリットとデメリット
側頭筋ボトックスは、美容面・健康面において多くのメリットがあります。
また、注射のみで済むため手軽に受けられるところも嬉しいポイントですが、何事にもメリットがあればデメリットもありますよね。
そこで、側頭筋ボトックスのメリットとデメリットの両面について紹介していきますので、よく理解して施術を受けてください。
メリット
・メスを使わずに小顔になれる
・ダウンタイムが短い
・身体への負担が少ない
・施術時間が短い
側頭筋ボトックスの大きなメリットは、注射のみで済む施術のためチャレンジしやすいことではないでしょうか。
他の注入治療同様、施術時間が短く身体への負担が少ないため、ダウンタイムを大きく気にすることなく施術を受けることができます。
また、小顔治療だけの美容面だけではなく健康・機能面への効果が期待できることも大きなメリットです。
デメリット
・定期的な施術が必要
・効果を感じるまでに2週間〜1か月程度かかる
・注射器を刺す痛みがある
・内出血など副作用の可能性
ボトックス注射は、永久的な効果がある施術ではなく、3〜6か月程度で効果が薄れていきます。
そのため、定期的に通院することが必要です。
通院が必要となると時間も費用もかかりますので、今後の見通しなども医師に確認しておくとよいでしょう。
また、ヒアルロン酸や糸リフトのように形状を直接的に変える施術ではなく、筋肉の動きを弱めることで徐々に見た目の効果がわかるようになるのがボトックス注射です。
即効性を求めるための施術ではないため、ボトックス注射の特徴をよく理解し施術を受けてください。
さらに、肌に注射針を刺すため施術中に多少の痛みを感じる可能性や、注射跡に内出血を起こす可能性もあります。
麻酔の使用や、施術後のリスクについてもよく医師から説明を受けましょう。
側頭筋ボトックスが直接たるみにつながる可能性は少ない
側頭筋ボトックスで、目元の筋肉の動きを弱めることでさらに目元の皮膚がたるんでしまうのではないか、と不安に思う方もいるでしょう。
実際に側頭筋の凝りや衰えは、目元や頬のたるみにつながります。
そのため、皮膚のハリ・弾力が低下している方が何度も繰り返しボトックス注射を行うと、肌がたるむスピードが早くなる可能性もあります。
しかし、ボトックス注射が必ずしも肌のたるみに直結するわけではありません。
肌のたるみは筋力の低下だけではなく、コラーゲンや脂肪の減少により皮膚を支えられなくなることで起こるため、エイジングケアを取り入れたり他の美肌治療と組み合わせたりすることでケアできます。
不安な方は、自身の顔の筋肉の張りや肌のたるみの状態をクリニックで診断してもらってはいかがでしょうか。
本当にボトックス注射が適しているのか他の施術が適しているのか、専門知識をもった医師の診断を受けてください。
まとめ
側頭筋ボトックスは、こめかみ付近にボトックス注射を打つことで目元のたるみ改善やリフトアップ効果が期待できる施術です。
また、歯ぎしり・食いしばりの治療にも用いられ、小顔効果といった美容面だけでなく健康面・機能面への効果も期待できます。
目元のたるみや顔の横幅が広いことにお悩みの方だけではなく、歯ぎしり・食いしばりにお悩みの方も側頭筋へのボトックス注射を検討してみてはいかがでしょうか。
もし、側頭筋ボトックスでさらに肌のたるみが起こるのではないかと不安に思っている方は、クリニックで自身の肌の状態や悩みを相談してみることがおすすめです。
当院では、豊富な知識と実績をもった女性院長が一人一人の美しさを引き出す施術を提案しています。
気になる方は、お気軽にお問い合わせください。