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ボリューマヒアルロン酸とは?特徴や適した注入部位などを解説!

ヒアルロン酸の中でもボリュームアップやリフトアップに適しているボリューマ。

ヒアルロン酸は種類が多く効果や適応部位などが異なるため、どのヒアルロン酸を注入するべきかわからない方も多いのではないでしょうか。

ボリューマはヒアルロン酸の中でも硬めの質感で、ボリュームロス・シワ・たるみなどのお悩みをもつ方におすすめのヒアルロン酸です。

この記事では、ボリューマの注入を検討している方に向けて、詳しい特徴などを紹介していきます。

ヒアルロン酸ボリューマとは

ボリューマとは、アラガン社が開発したヒアルロン酸の種類の中の一つです。

正式名称は「ジュビダームビスタⓇボリューマ」で、このジュビダームシリーズは数あるヒアルロン酸の中でも世界一のシェアを誇っています。

ボリューマは2016年に厚生労働省の認可を受けていて、その効果と安全性はしっかり評価されています。

特にシリーズの中でもやや硬めの質感であることから、ボリュームが減ってしまった部分のコケ・凹みの改善リフトアップを叶えるために用いられることが多いです。

また、皮下へ注入することで皮膚を支える支柱のような役割をして皮膚を引き上げます。

内側から皮膚を支えボリュームを出すことで、シワをピンと伸ばす効果も期待できますよ。

ボリューマの特徴5選

ボリューマの主な特徴はジュビダームシリーズの中でも最も長い効果の持続期間とやや硬めの質感が叶える強いリフト力などです。

ボリューマの特徴を5つにまとめましたので、ここからわかりやすく紹介していきます。

・長期間の効果持続

・低吸水性でイメージ通りの仕上がり

・硬さがあっても滑らかな質感で仕上がりは自然

・弾力性とまとまりの良さで強いリフト力

・成形がしやすい

シリーズ最長の持ちの良さ

ボリューマの効果の持続期間は、約2年とシリーズ最長の持ちの良さです。

アラガン社のVYCROSS技術で作られたボリューマは、ヒアルロン酸分子の構造が細かい網目状で密になっているため、体内で分解されにくい特徴があります。

一般的なヒアルロン酸は約6〜18ヶ月をかけて徐々に体内で分解され吸収されていきますが、ボリューマは分解されにくいため約2年の効果を持続することが可能です。

また、約2年というのは初回注入時の持続期間で、一度注入した後は吸収率が下がるため5年以上効果が続く可能性もあります。

ヒアルロン酸は永久的に効果がある施術ではないため、効果がなくなるタイミングで通院が必要ですが、効果の持続期間が長くなることで通院頻度を減らすことや費用を抑えることにもつながりますよね。

吸水性が低くイメージ通りの仕上がりに近づける

ヒアルロン酸は水分を保つ性質をもっているため、注入後は肌内部の水分を吸収してしまうという特徴があります。

そのため、注入箇所に想定以上の水分が吸収されてイメージ通りの仕上がりにならなかったり、注入後にむくみが出たりすることが多いです。

しかしボリューマは、細かい網目状の構造で隙間が小さいため、従来のヒアルロン酸と比べて水分を吸収しにくいことが特徴です。

吸水性が低いことは、イメージ通りの仕上がりを叶えるとともに施術後のむくみの軽減にもつながります。

硬めの質感でも自然な仕上がり

質感が硬めのヒアルロン酸は、細い注射針を使うことが難しく肌に凹凸が出てしまうことがありました。

しかしボリューマの場合は、顆粒感がないゲル状になっているため滑らかな質感でより細かい注入量のコントロールも可能となっています。

そのため、凹凸やみみず腫れなどもなく、自然な仕上がりを叶えます。

ほどよい硬さが叶える強いリフト力

ボリューマは適度な弾力性で硬さがあるため、外からの力が加わってもしっかりボリュームを保つ強いリフト力があります。

また、弾力性だけでなくまとまりも良く、肌の中で分離せずに動きに合わせて形を変えるため、しっかりと肌のボリュームを保つことが可能です。

そのため、老けた印象を与える頬のコケやこめかみの凹みなども内側からしっかりと皮膚を支え、ボリュームロスを改善します。

成形のしやすさ

吸水性が低く、粒子が滑らかで注入量をコントロールしやすいボリューマは、医師にとっても扱いやすいヒアルロン酸といえます。

また、適度な硬さがあるため注入後に時間が経っても変形しにくく、その仕上がりをキープしやすいでしょう。

変形しにくく適度な硬さで成形性も高いため、医師が施術前にイメージした通りの仕上がりになりやすいことがボリューマの嬉しいポイントです。

適した注入部位は顎や頬など

ボリューマは弾力性・凝集性に優れているため、ボリュームをしっかり出したい部位や深いシワに向いているヒアルロン酸です。

年齢を重ねると、脂肪や骨密度が減少しこめかみ・頬などのコケが気になるようになってきますよね。

このボリュームロスが気になる部位へボリューマを注入することでボリュームアップが期待でき、若々しい印象を取り戻すことができますよ。

また、鼻・顎・額の形成にボリューマが使われることもあります。

さらに、内側から皮膚を支えボリュームを出すことができるため、ほうれい線・ゴルゴライン・マリオネットラインといった深めのシワにも適応しています。

最後は、ボリューム改善とシワ改善に分けてボリューマの適応部位について詳しくみていきましょう。

ボリューム改善するには

ボリューム改善を目的としてのボリューマ注入に適している部位は次の通りです。

・頬

・こめかみ

・フェイスライン

・顎

・鼻

・額

老けた印象を与える凹み・コケの改善のために頬・こめかみ・フェイスラインのボリュームアップにボリューマはとても適しています。

また、鼻を高くするためや顎をシャープに整えるためにはボラックスが選択されることもありますが、ボリューマが使用されることもあります。

さらに、ゴツゴツとした額にボリューマを注入して女性らしい丸みのある額にすることも可能ですよ。

希望や肌の状態に合わせて使用するヒアルロン酸が異なりますので、医師とよく相談してみてください。

シワ改善を目指すには

ボリューマはシワ改善にも適応しているヒアルロン酸で、次のような部位の注入にも適しています。

・額

・目尻

・ほうれい線

・ゴルゴライン

・マリオネットライン

皮下にボリューマを注入することで、支柱のような役割を果たしシワを伸ばすことが可能です。

さらにボリューマはやや硬めの質感でしっかり皮膚を引き上げるため深いシワにも効果を発揮します。

まとめ

ボリューマはアラガン社が開発したジュビダームシリーズのヒアルロン酸製剤の一つです。

シリーズ最長の効果の持続期間があり、凹み・コケ・深いシワの改善に適しています。

当院では、アラガン社のジュビダームシリーズからガルデルマ社のヒアルロン酸までを取り扱っています。

その方に合ったヒアルロン酸の種類を見極めて施術の提案をしますので、一度カウンセリングを受けてどのような施術が自身に適しているか相談してみてはいかがでしょうか。

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