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脇汗を止めたい方必見!多汗症にお悩みの方におすすめの注射を解説!

「脇からいつも大量の汗をかく」「気付いたら脇の汗が滲んでいて恥ずかしい」など、このようなお悩みをお持ちの方は意外と多いのではないでしょうか。人間は汗をかく生き物ですが、脇汗の量が多すぎると、気付かないうちに衣服に染み付いていたり、臭いなども気になるかと思います。

そこで今回は、脇汗が発生する原因や多汗症について、その解説と併せて対処方法についてもお伝えしていきたいと思います。なかなか自分ではコントロールできない悩みであるため、ぜひ参考にしていただき快適な毎日を過ごせるようにしていきましょう。

脇汗の種類について

人間は、皆生まれ持って体温調節機能が備わっています。そのため、上がった体温を下げるために汗を分泌し調整しますが、その他にもさまざまな要因で汗をかくことがあります。

発汗の種類は以下の通りです。

①温熱性発汗

気温の上昇や、運動などで体を動かし体温が上昇した際に出る汗のことです。体温調節機能としての役割があります。

②精神的発汗

緊張や不安、怒りなどのストレスを受けた際に手のひらや足の裏、脇の下にかく汗を指します。交感神経が優位になることで、発汗することが要因です。

③味覚性発汗

辛いものなどの刺激物を食べたときに、顔や額を中心にかく汗のことです。味覚神経への刺激によって、交感神経が優位となり汗腺が開き汗をかきやすくなります。

汗の臭いの原因について

汗がつくられる部分を”汗腺”といいますが、この汗腺には2種類あります。それぞれ汗の性質や、分布している場所が異なります。

・エクリン腺

ほぼ全身に分布しており、皮膚の浅いところに位置しています。主に体温調節機能のために汗を分泌する機関で、分泌される汗はほぼ水分で無味無臭です。

・アポクリン腺

皮膚の一部にしか存在しない汗腺で、最も多い場所は脇の下になります。分泌される汗にはタンパク質や脂質などが含まれており、これを肌表面の細菌が分解することによって臭いが発生します。

多汗症とは?

多汗症とは、手のひらや顔、脇や足の裏などの限局した部分に多量の発汗が見られる疾患のことです。常に汗が出ている訳ではなく、多汗と無汗を繰り返し身体の左右で同時に多汗になります。きっかけは、気温や緊張、運動による体温上昇によるものが多いとされています。
原因については、全身性の病気や薬の副作用によるものや、原因がはっきりと分からないものまでさまざまです。

脇汗の対処方法について

脇汗について、悩んでいる方におすすめの対処方法が以下になります。

①制汗剤を使用する

ロールオンタイプやスプレータイプの制汗剤を脇に直接塗布することで、脇汗の分泌量を抑えます。着替える前や出かける前など、汗をかく前に使用することで脇汗を抑えることが大切です。

②脇汗パッドなどを使用する

脇汗の量が多く、衣服の汗じみが気になる場合には脇汗パッドを活用することもおすすめです。衣服に貼るタイプや、布タイプなどパターンはさまざまです。

③ボトックス注射を打つ

ボトックス注射を脇に打つことで、神経伝達物質を抑制し汗の量を抑えます。

多汗症の治療について

多汗症の治療として、ボトックス注射という治療があります。

ボトックスとは神経伝達物質を抑制し、エクリン汗腺の活動を抑えます。その効果として、汗の分泌が減少し臭いも軽減することが期待できます。

ボトックス注射は、顔の表情筋の動きを止めるイメージが強いですが、汗を止めるための治療としても良く行われています。

まとめ

今回は、脇汗にお悩みの方に「脇汗を止めるおすすめの注射」について解説していきました。多汗症などで脇汗を大量にかいてしまう方は、どうしても衣服に汗が滲んでしまったり臭いが気になるかと思います。そこでおすすめの治療としてボトックス注射があり、多汗症の治療としても行われている施術になります。

SERA BEAUTY CLINICでは、カウンセリングにてお悩みに沿った必要な施術を提案しております。自分に合った治療を知りたい方や、お肌についてお悩みの方はまずはぜひ一度ご相談ください。


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