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マックームとは?ポテンツァで使われるマックームの効果について解説!
最近流行りの美容施術のひとつに「ポテンツァ」があります。主にニキビ跡や毛穴治療として施術を受ける方が多く、ダーマペンの進化版と言われている治療になります。そんなポテンツァに使用される薬剤として「マックーム」があります。このマックームですが、名前だけは聞いたことあるけれどどのような効果があるのか、実は知らないという方も多いのではないでしょうか。
今回は、このマックームについてどのようなものなのか、また期待できる効果についても解説していきたいと思います。
マックームとはなにか?
マックームとは、ポテンツァ用に開発された薬剤でPLLA(ポリ乳酸)が主成分です。
PLLAは、皮膚の瘢痕治療や糸リフトにも使用されている成分で、皮下に注入することで真皮層のコラーゲン生成を促します。このPLLAですが、大量に皮下に注入すると肉芽腫になるリスクが指摘されていますが、マックームはより粒子を細かくすることでよりリスクを抑えたPLLA製剤となっています。体内で徐々に二酸化炭素と水分に分解されていくため、アレルギーが少なく安全な薬剤であることが特徴です。
マックームに期待できる効果
・ニキビ跡
・肌の瘢痕やクレーター
・毛穴の開き
・肌のハリや弾力アップ
・小じわの改善
マックームは、コラーゲン生成を促す効果があるため上記の効果が期待できますが、中でも特に有効とされているものが、「ニキビ跡やクレーターなどの瘢痕」に対する治療になります。マックームが真皮層のコラーゲン生成を促進させることで、ニキビ跡や瘢痕などの肌の凹みを内側から押し上げて目立ちにくくします。
その他にも、コラーゲン生成の効果によって肌の弾力がアップしたり、毛穴の収縮効果や小じわの改善にも有効とされています。
ポテンツァマックームの持続期間
マックームの持続期間は、およそ「1年半〜2年」ほどと言われています。
マックームの成分である”PLLA”は体内に入ると、時間をかけて二酸化炭素と水分に分解されていきます。その期間はマックームの効果が持続するため、従来の薬剤と比較しても長期的な効果が期待できます。
ただし、徐々に効果は薄くなっていくため、継続的に効果を維持するためには、1ヶ月から2ケ月に1回のペースで施術を受けることがおすすめです。マックームが皮膚の内側で分解された後も、皮脂腺の働きを抑える効果があるためニキビができにくい肌になったり皮脂の過剰分泌を抑えることができます。
ダウンタイムについて
ポテンツァマックームのダウンタイムは、およそ1週間程になります。
ポテンツァ単体の施術だけでも、RF波で熱を加えることの止血効果によって出血が少ない施術にはなりますが、マックームを使用することでよりダウンタイムが短く副作用も少ないとされています。
マックームによる創傷治癒の促進効果によって、最小限のダウンタイムで治療ができるためおすすめの併用薬剤となっています。
まとめ
今回は、美肌治療であるポテンツァに使用される薬剤「マックーム」について解説を行いました。マックームとは、PLLA(ポリ乳酸)製剤のことで糸リフトや医療用の縫合糸にも使用されている成分になります。PLLAを皮下に注入することによって、真皮層のコラーゲン生成を促すためニキビ跡やクレーターなどの瘢痕の改善、毛穴の開きに効果的な薬剤になります。体内でゆっくり吸収、分解されるため効果が長期間持続することと、アレルギーなどの副作用が出にくいことが特徴です。気になる方は一度お肌のカウンセリングにお越しください。
SERA BEAUTY CLINICでは、カウンセリングにてお悩みに沿った必要な施術を提案しております。自分に合った治療を知りたい方や、お悩みの方はまずはぜひ一度ご相談ください。