
ヒアルロン酸注射は「ナチュラルにエイジングケアしたい」「涙袋や唇を理想の形に整えたい」などの悩みを感じる幅広い世代の方に注目されています。この記事では、ヒアルロン酸注射の効果や目的別の注入部位、使用薬剤の種類、副作用や失敗のリスクなど細かく解説します。ぜひ「後悔しないヒアルロン酸注射」のための判断材料にしてください。
ヒアルロン酸注射とは?おすすめの人について
ヒアルロン酸注射とは、体内に存在する保水成分「ヒアルロン酸」を注入し、肌のハリ感向上、パーツのデザインなどができる施術です。メスを使う手術よりダウンタイムも短い傾向があります。
「肌の弾力が不足してきた」とお悩みの方や、唇やおでこなどのパーツを整えたい方に注目されている施術です。
ヒアルロン酸注射は、以下のような方に特におすすめです。
- シワやたるみが気になり始めた30代〜40代の方
- 自然にエイジングケアしたい方
- メスを使う施術に抵抗がある方
- 涙袋・唇・鼻・顎など、パーツのバランスを整えたい方
ヒアルロン酸注射は、「エイジングケア」と「デザイン形成」のどちらの目的にも対応できる施術です。目的に合った部位に適切な量・種類のヒアルロン酸を注入できます。
ヒアルロン酸はどこに打つ?部位別の目的と効果

ヒアルロン酸注射は、顔や体のさまざまな部位に注入できます。目的別におすすめの注入部位とその効果を解説します。
エイジングケアしたい人におすすめの部位
ヒアルロン酸注射は、肌のボリュームアップをさせる効果が期待できます。エイジングケアを意識する方は、以下のような箇所に入れる場合が多いです。
- ほうれい線
- マリオネットライン・ゴルゴ線
- 額・眉間・目の下
- 首や手の甲
ヒアルロン酸を注入することで肌のハリ感が向上し、気になるシワやたるみの改善につながります。
パーツデザイン目的の人におすすめの部位
ヒアルロン酸注射は若い方からも利用され「顔の印象を変えたい」「パーツの印象を変えたい」と考える方にも注目されています。
主なパーツは以下のとおりです。
- 涙袋
- 唇
- 鼻
- 顎
ヒアルロン酸を涙袋や唇に入れることでふっくらとした印象に近づくはず。また、鼻やあごに注射することで、メスを入れずに顔の印象の変化が期待できます。
施術部位によって求められる注入技術や薬剤選びも変わるため、経験豊富な医師による診断が重要です。
ヒアルロン酸の種類

ヒアルロン酸製剤は複数のメーカーと種類があり、硬さや質感が異なります。施術箇所によって使い分けます。
例えばアラガン社の「ジュビダームボリフト」は中程度の硬さで、ほうれい線やマリオネットラインに使われることが多く、「ジュビダームボラックス」は硬く、顎や鼻の形成に使われることが多いです。
医師が部位ごとに適するヒアルロン酸を使い分け、希望のデザインに沿うように注入します。
アラガン社のヒアルロン酸については以下の記事で詳しく解説しています。
https://sera-beauty-clinic.com/news/allergan-hyaluronic-acid/
ヒアルロン酸注射のデメリットについて
ヒアルロン酸注射で知っておきたいデメリットについて解説します。
副作用(腫れや内出血など)が出ることがある
ヒアルロン酸注射では、副作用として腫れや内出血、赤みが出る場合があります。術後1~3日に症状が出ることが多いですが、1週間ほどで収まってくるケースがほとんどです。
もし痛みが強すぎたり、1カ月以上経っても続くようなら施術を受けたクリニックに相談することをおすすめします。
合併症が起こる可能性
頻度は低いですが、ヒアルロン酸注射には合併症が起きる可能性もあります。
主な合併症は以下のとおりです。
- しこり・凸凹:ヒアルロン酸の注入量ミス
- 血管閉塞:血管内へのヒアルロン酸の混入
- 感染症:衛生環境が悪い・アフターケアが不十分などが原因
これらのトラブルは、医師の経験や技術が影響を与える場合が多いです。クリニック選びの際は、実績や症例数などをしっかり確認することが大切です。
効果が一時的
ヒアルロン酸は体内に吸収されていくので、効果が永久ではないことに注意が必要です。
ヒアルロン酸注射の効果の持続期間は、注射する部位や製剤にもよりますが、約6ヶ月〜1年程度であることが一般的。
ヒアルロン酸の効果を保つには定期的にヒアルロン酸を注射し続ける必要があります。一方で一時的な効果だからこそ、仕上がりに満足できなかった場合の修正がしやすいともいえます。
ヒアルロン酸注射で失敗?対策について

ヒアルロン酸注射は敷居の低い施術と思われがちですが、「思った仕上がりにならなかった」「不自然に見える」など失敗したと感じるケースも存在します。
ヒアルロン酸注射の失敗例と後悔しないための対策について解説します。
ヒアルロン酸の失敗例について
失敗例として代表的なものを以下に紹介します。
- 注入量が多すぎて不自然な仕上がりに
- 左右差が出てしまう
- 凹凸やしこりが残る
- 仕上がりがイメージと違う
これらのトラブルは、医師の技術不足や経験不足、カウンセリングでのイメージのすり合わせ不足などで起こることが多いです。
失敗しないための対策
ヒアルロン酸注射で失敗を防ぐための対策は、主に以下の4点です。
- 信頼できる医師・クリニックを選ぶ
症例数が多く、実績があるクリニックを選ぶことが第一です。医師のプロフィール・資格・施術歴もチェックしましょう。SNSや口コミでの症例写真(ビフォーアフター)も参考になります。 - カウンセリングを丁寧に受ける
「どこをどう変えたいか」「どの程度変化させたいか」をしっかり伝えることが大切です。自分の希望や悩みに寄り添ってくれる場所を選びましょう。 - 薬剤や注入方法について質問する
どんな種類のヒアルロン酸を使うのか、硬さや持続期間の違いなどを説明してくれるクリニックを選びましょう。 - アフターケアの体制があるか確認する
万が一のトラブルや希望と違った場合に、ヒアルロン酸溶解注射(ヒアルロニダーゼ)で修正できるかを調べましょう。
トラブルを防ぐためには、事前の下調べとカウンセリングでのイメージのすり合わせがとても重要です。医師に任せるだけではなく、知識をしっかりと学んでおきましょう。
ヒアルロン酸注射の相談ならSERA BEAUTY CLINICへ
ヒアルロン酸注射を検討している方は、ぜひSERA BEAUTY CLINICに相談へお越しください。目的別に対応できるヒアルロン酸製剤を数種類取り扱っています。
院長が顔の骨格を見て、それぞれの患者様ごとの良さを引き出すデザインを提案します。
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