「目の下のクマが気になっている」「最近クマが出てきたなと感じる」このようなお悩みをお持ちの方は意外と多いのではないでしょうか。目の下にクマがあると、一般的に実際の年齢よりも老けて見られたり疲れて見えやすくなってしまいます。そのため、最近では特にクマの治療は美容整形の中でも人気の施術で、年々受ける方が増えている印象です。クマ治療として、「目の下の脱脂」がありますが、今回はこの施術や10年後の経過について詳しく解説していきたいと思います。

目の下のクマの原因は?

目の下のクマには、青クマや茶クマ黒クマなどの種類がありその原因はさまざまです。

・青クマ

血行不良が原因で静脈血がうっ滞し、皮膚から透けて見えることでクマとして見えてしまいます。

・茶クマ

摩擦や紫外線などの外部刺激によって色素沈着が起きている状態。

・黒クマ

加齢による皮膚のたるみや眼窩脂肪の突出によって影となり、それがクマとしてあらわれます。原因となる皮膚のたるみや眼窩脂肪を除去することによって、外科的に治療することができるものはこの「黒クマ」になります。

目の下の脱脂とは?

目の下の脱脂と呼ばれる施術は、目の周りにある「眼窩脂肪」と呼ばれる脂肪を取り除く施術になります。この眼窩脂肪は、眼球を取り囲むようにして存在している脂肪で、この脂肪が加齢とともに突出してくることで目の下の膨らみとしてあらわれます。原因は、加齢のほかに遺伝もあり、生まれつき目の下の膨らみが大きい方もいます。この目の下のクマの原因となる眼窩脂肪を取り除くことで、クマの改善や目の下の膨らみを取ることができます。

別名、経結膜脱脂とも呼ばれる手術で、内側の粘膜からアプローチして切開部分から脂肪を取るため、目の下を切る必要はなく表面に傷もできません。

このような方におすすめ

・目の下のクマが気になる

・生まれつき目の下の膨らみが気になっていた

・黒クマがあり老けて見られやすい

・疲れた印象をなくしたい

・切開をするのは怖い

・目の下を切りたくない

このような方は、目の下の脱脂(経結膜脱脂法)がおすすめです。目の下の眼窩脂肪を取ることで、クマが改善し目元の印象を変えることができます。

目の下の脱脂をした10年後は?

目の下の脱脂をすると、基本的には10年経っても戻ることはなく効果は持続します。しかし、以下の場合はクマが再発する可能性があります。

①加齢によって皮膚の弾力性が低下する

加齢などによって、皮膚のハリや弾力性が低下することで重力によって皮膚が支えられず、脂肪が下に垂れ下がることでクマとなって再度あらわれます。その場合は、再度目の下の脱脂を行い、眼窩脂肪を切除することが必要です。

②体重増加などで眼窩脂肪が大きくなる

残っている眼窩脂肪が、体重増加によって大きくなるとクマが再発する場合があります。その場合も同様に目の下の脱脂を再度行う必要があります。

まとめ

今回は、目の下の脱脂について施術の適応や施術内容について解説を行いました。目の下のクマは、眼窩脂肪と呼ばれる脂肪が原因であるため、改善するにはこの眼窩脂肪を切除する「目の下の脱脂」がおすすめです。また目の下の脱脂をした10年後は、通常であれば再発することはほとんどありません。皮膚のたるみなどによっては再度目の下のクマとしてあらわれる場合がありますが、再度目の下の脱脂を行うことで改善することができます。

SERA BEAUTY CLINICでは、カウンセリングにてお悩みに沿った必要な施術を提案しております。自分に合った治療を知りたい方や、お悩みの方はまずはぜひご来院お待ちしております。