結論:ほうれい線には糸リフトが効果的。あわせて「エムフェイス」を取り入れるとより満足度の高い仕上がりに

糸リフトとは、医療用の特殊な糸を皮下に挿入し、たるみを引き上げることでほうれい線などのシワを目立たなくする美容施術です。メスを使わずにリフトアップ効果が期待できるため注目されていますが、一方で「効果がなかった」という声も聞かれます。

結論からお伝えすると、頬のたるみが原因のほうれい線には糸リフトが効果的です。糸のコグで下垂した組織を物理的に引き上げることで、溝が浅くなる即効性のある変化が期待できます。さらに、糸リフトの効果をより長く、より自然な仕上がりで維持したい方には、SERA BEAUTY CLINICでご案内している「エムフェイス」を組み合わせるのもおすすめです。

この記事では、糸リフトがほうれい線に効く仕組みから、効果を実感できない失敗例、後悔しないためのポイントまでを詳しく解説し、あわせてエムフェイスとの組み合わせがなぜ有効なのかをご紹介します。

糸リフトでほうれい線が薄くなる2つのメカニズム

糸リフトとは、コグと呼ばれるトゲのついた医療用の糸を皮下に挿入し、リフトアップを図る施術です。この施術によってほうれい線が薄くなる効果は、主に2つのメカニズムによってもたらされます。一つは物理的な引き上げ効果、もう一つは肌内部のコラーゲン生成を促す効果です。これらの相乗効果により、ほうれい線へのアプローチが可能になります。

皮下脂肪を直接引き上げて物理的にリフトアップする

糸リフトで用いられる糸には、「コグ」と呼ばれる小さなトゲがついています。このコグを皮下脂肪に引っかけることで、たるみの原因となっている脂肪組織を直接持ち上げ、物理的にリフトアップさせます。これにより、頬の位置が高くなり、ほうれい線の溝が浅くなる即時的な効果が期待できます。特に、加齢によって頬の脂肪が下垂してできたほうれい線に対して有効なアプローチです。

コラーゲンの生成を促し肌の内側からハリを出す

皮下に挿入された糸は、身体にとって異物と認識されます。その結果、糸の周辺では創傷治癒反応が起こり、コラーゲンやエラスチンの生成が促進されます。生成されたコラーゲンは糸の周りに絡みつくようにネットワークを形成し、肌のハリや弾力を向上させます。この二次的な効果により、肌の内側から引き締まり、長期的な若返り効果とリフトアップ効果の持続につながります。

糸リフトがほうれい線に「効果なし」と言われる5つの理由

糸リフトはほうれい線に効果が期待できる一方で、「効果がなかった」「悪化した」という声も存在します。このような失敗と感じる結果には、いくつかの理由が考えられます。施術を受ける前にデメリットを理解しておくことで、期待値とのギャップを防ぎ、自分に適した治療法かを見極めることが重要です。

理由1:たるみが重度で糸だけでは支えきれない

加齢により皮膚や皮下脂肪のたるみが重度に進行している場合、糸の力だけでは組織を支えきれず、十分なリフトアップ効果が得られないことがあります。無理に引き上げようとすると、不自然なひきつれが生じたり、効果がすぐに失われたりする可能性があります。場合によっては、皮膚が寄ることでほうれい線が悪化したように見えるケースも考えられます。

理由2:骨格や筋肉の凹みがほうれい線の主な原因である

ほうれい線の原因は、たるみだけではありません。もともとの骨格、例えば小鼻の横の骨(梨状口縁)が低い、あるいは痩せていることで頬の組織が薄い場合、その部分が凹んで影となり、ほうれい線が深く見えます。このような骨格や筋肉の凹みが主な原因の場合、糸で皮膚を引き上げても溝そのものは改善されにくいため、効果を実感しにくい傾向にあります。

理由3:口元の頻繁な動きで効果が薄れやすい

口元は食事や会話などで日常的によく動かす部位です。そのため、挿入した糸や糸が引っかかっている組織に常に負担がかかり、他の部位に比べて効果の持続が短くなる傾向にあります。特に、よく笑う人や話す機会が多い人は、糸の固定が緩みやすく、リフトアップ効果が早期に薄れてしまう可能性があります。

理由4:医師のデザイン力や技術が不足している

糸リフトの効果は、医師の技術力に大きく左右されます。ほうれい線の原因を的確に診断し、一人ひとりの骨格や脂肪のつき方に合わせて糸を挿入する層、方向、本数を精密にデザインする能力が求められます。この見極めが不正確であったり、技術が未熟であったりすると、効果が全く感じられなかったり、顔が引きつれたり、凹凸ができたりといった失敗につながります。

理由5:皮下脂肪が極端に多い、または少ない

糸リフトは、糸のコグを皮下脂肪に引っかけて引き上げる施術です。そのため、皮下脂肪が極端に多いと、脂肪の重みで糸が支えきれず、十分なリフトアップ効果が得られません。逆に、皮下脂肪が極端に少ないと、コグがうまく引っかからず、リフトアップ効果が出にくい、あるいは糸のラインが皮膚表面に浮き出て見えるリスクがあります。

あなたのほうれい線は糸リフト向き?タイプ別に適性をチェック

ほうれい線の原因は人それぞれ異なり、その原因によって最適な治療法も変わります。糸リフトが非常に効果的なタイプもあれば、他の施術の方がおすすめなタイプもあります。

【効果を実感しやすい人】皮膚のたるみでほうれい線が目立つ

加齢や紫外線の影響で肌のハリが失われ、頬全体の皮膚や皮下脂肪が垂れ下がることによってほうれい線が目立つようになっている人は、糸リフトの効果を実感しやすいタイプです。糸で下垂した組織を物理的に引き上げることで、頬の位置が上がり、ほうれい線の溝が浅くなります。特に、30代後半から50代で、たるみが軽度から中等度の方におすすめの施術です。

【他の施術がおすすめな人】くぼみや骨格が原因のほうれい線

たるみではなく、小鼻の横の骨格的な凹みや、急激なダイエットによる頬のコケが原因でほうれい線が目立つ場合、糸リフトで皮膚を引っ張っても溝は埋まりません。このような「くぼみ型」のほうれい線には、ヒアルロン酸や脂肪を注入して直接凹みを埋める治療がおすすめです。糸リフトと注入治療を組み合わせることで、より自然で満足度の高い仕上がりになることもあります。

ほうれい線治療で比較!糸リフトと他の施術との違い

ほうれい線の治療法は糸リフト以外にも、ヒアルロン酸注入やHIFU(ハイフ)、切開フェイスリフトなど様々です。それぞれにメリット・デメリットがあり、アプローチ方法も異なります。自分の悩みやライフスタイルに合った治療法を選択するため、各施術の特徴と違いを理解しておくことが重要です。

ヒアルロン酸注入との違い:溝を埋めるか、たるみを引き上げるか

ヒアルロン酸注入は、ほうれい線の溝に直接ヒアルロン酸製剤を注入し、凹みを内側から持ち上げて平らにする治療です。一方、糸リフトは頬のたるみを糸で引き上げて、ほうれい線を目立たなくします。つまり、ヒアルロン酸注入が溝を埋める「足し算」のアプローチであるのに対し、糸リフトは組織を移動させる「引き上げ」のアプローチという根本的な違いがあります。たるみが主な原因なら糸リフト、凹みが主な原因ならヒアルロン酸が適しています。

HIFU(ハイフ)との違い:効果の即効性とアプローチする層

HIFU(ハイフ)は、高密度の超音波エネルギーを皮下のSMAS筋膜に照射し、熱で組織を収縮させてリフトアップを図る治療です。糸リフトが物理的に引き上げるため即効性があるのに対し、ハイフは熱ダメージからの修復過程でコラーゲンが生成されるため、効果が表れるまでに1〜3ヶ月ほどかかります。また、糸リフトが皮下脂肪層に、ハイフがより深いSMAS筋膜にアプローチするという作用層の違いもあります。

フェイスリフト(切開)との違い:ダウンタイムの長さと持続性

フェイスリフトは、こめかみや耳の前などを切開し、皮膚とSMAS筋膜を引き上げて余分な皮膚を切除する外科手術です。効果の持続期間は5年〜10年と非常に長いですが、その分、手術後の腫れや内出血が強く出るなどダウンタイムが数週間から数ヶ月と長くなります。一方、糸リフトはダウンタイムが数日〜2週間程度と短いですが、効果の持続期間は1年〜2年程度と限られます。

ほうれい線への糸リフト|必要な本数と費用の目安

糸リフトを検討する際、具体的にどのくらいの糸の本数が必要で、費用はいくらかかるのかは重要なポイントです。必要な本数はたるみの程度や目指す仕上がりによって異なり、費用は糸の種類や本数、クリニックによって変動します。

効果を出すために必要な糸の本数は片側3〜5本が一般的

ほうれい線の改善を目的とする場合、一般的には片側の頬に3〜5本、合計で6〜10本程度の糸を挿入することが多いです。たるみが軽度であれば片側2本(合計4本)程度で効果が期待できる場合もありますが、しっかりとしたリフトアップ効果を出すためには、ある程度の本数が必要です。カウンセリングで医師と相談し、たるみの状態に合わせた最適な本数を決定します。

糸の種類によって変わる料金の相場

糸リフトの費用は、使用する糸の種類と本数によって大きく変わります。糸の素材には、PDO、PCL、PLLAなどがあり、持続期間や引き上げ力が異なります。一般的に、持続期間が長い糸や、特殊な形状の糸は高価になる傾向があります。費用の相場としては、1本あたり2万円〜10万円程度と幅広く、クリニックのキャンペーンなどを利用することで費用を抑えられる場合もあります。

糸リフトの効果はいつまで続く?持続期間のリアル

糸リフトは手軽なたるみ治療として人気ですが、その効果は永久ではありません。施術を検討するにあたり、効果がどのくらいの期間持続するのかを正しく理解しておくことは、治療計画を立てる上で非常に重要です。

効果の持続期間は平均1年〜2年程度

糸リフトの効果の持続期間は、使用する糸の種類や本数、個人の体質や生活習慣によって異なりますが、一般的には平均して1年〜2年程度とされています。挿入した糸は体内で徐々に溶けて吸収されていきますが、糸が吸収された後も、生成されたコラーゲンの効果によってしばらくはハリが保たれます。ただし、リフトアップの物理的な効果は糸が溶けるにつれて薄れていきます。

効果を長持ちさせるためのメンテナンス頻度

糸リフトの効果をより長く持続させるためには、定期的なメンテナンスが推奨されます。効果が完全になくなる前に、1年〜1年半に1回程度の頻度で追加の施術を受けることで、リフトアップした状態を維持しやすくなります。また、後述するエムフェイスのような他の施術を組み合わせることで、肌の引き締め効果を高め、糸リフトの効果持続期間を延ばすことも期待できます。

知っておくべき糸リフトのダウンタイムと主な副作用

糸リフトは切開を伴わないため、比較的体への負担が少ない治療ですが、ダウンタイムや副作用が全くないわけではありません。施術後に起こりうる症状やリスクを事前に把握しておくことで、安心して施術を受けられます。

腫れ・痛み・内出血の症状と回復までの期間

施術後、多くの場合は腫れ、痛み、内出血といった症状が現れます。腫れや痛みは施術直後から数日間がピークで、1〜2週間ほどで徐々に落ち着くのが一般的な経過です。痛みは、筋肉痛に似た鈍痛や、口を大きく開けた時の引きつれるような感覚として感じられることが多いです。内出血が出た場合は、黄色っぽく変化しながら1〜2週間程度で吸収されて消えていきます。これらの症状はメイクでカバーできる程度がほとんどです。

ひきつれ感や皮膚の凹凸といった失敗リスク

糸リフトの失敗リスクとして、ひきつれ感や皮膚の凹凸(ディンプル)が挙げられます。施術後しばらくは引き上げられている感覚としてひきつれを感じることがありますが、通常は1ヶ月程度で馴染んできます。しかし、糸の挿入層が浅すぎたり、引き上げる力が強すぎたりすると、皮膚表面が凸凹になったり、不自然なひきつれが残ったりするデメリットがあります。これらの多くは医師の技術力に起因するため、クリニック選びが重要です。

ほうれい線への満足度をさらに高めるなら「エムフェイス」の併用がおすすめ

糸リフトは頬のたるみが原因のほうれい線に効果的ですが、口元は日常的によく動く部位であるため、他の部位に比べて効果が薄れやすいという特性があります。この点を補い、ほうれい線への効果をより高く、より長く実感したい方には、SERA BEAUTY CLINICでご案内している「エムフェイス」を組み合わせる方法がおすすめです。

エムフェイスは、HIFU(高密度焦点式超音波)とRF(高周波)のエネルギーを組み合わせて、表情筋とその周囲の組織に働きかける針を使わない治療です。糸リフトが皮下脂肪層に対して物理的な引き上げを行うのに対し、エムフェイスは表情筋そのものを刺激して引き締めるため、アプローチする層が異なります。この2つを組み合わせることで、糸リフトの即効性のあるリフトアップ効果と、エムフェイスによる筋肉レベルからの引き締め効果の両方を得られ、ほうれい線の見え方により多角的にアプローチできます。

エムフェイスが糸リフトと相性が良い理由

糸リフトの効果が薄れやすい理由の一つに、口元の頻繁な動きによる負担がありましたが、エムフェイスは針を挿入しないため、糸のように組織への物理的な負担が蓄積する心配がありません。糸リフトのメンテナンス間隔の合間にエムフェイスで表情筋の引き締めを維持することで、口元のたるみ戻りを緩やかにし、糸リフトの効果をより長く感じやすくなることが期待できます。ダウンタイムもほとんどないため、忙しい方でも無理なく取り入れやすい点も特徴です。

後悔しないために!糸リフトを受ける前の確認事項

糸リフトで満足のいく結果を得るためには、事前の準備と情報収集が欠かせません。施術内容だけでなく、術後の過ごし方や信頼できる医師の選び方などを知っておくことで、失敗のリスクを減らし、安心して施術に臨むことができます。

術後の生活で気をつけるべき行動制限

施術後は、糸が組織にしっかりと定着するまでの期間、いくつかの行動制限があります。ダウンタイム中は、大きな口を開ける歯科治療や食事、顔のマッサージ、うつ伏せ寝などを避ける必要があります。また、血行が良くなる長風呂、サウナ、激しい運動、飲酒も、腫れや痛みを長引かせる原因となるため、施術後1週間程度は控えるのが賢明です。

ほうれい線の原因を的確に診断できる医師選びのコツ

糸リフトの成功は、医師がほうれい線の原因を正確に診断できるかにかかっています。たるみ、骨格、脂肪のつき方など、原因を総合的に判断し、最適な糸の種類、本数、挿入デザインを提案してくれる医師を選ぶことが重要です。カウンセリング時に、メリットだけでなくデメリットやリスクについても丁寧に説明してくれるか、解剖学的な知識が豊富か、症例経験が多いかなどを確認することをおすすめします。

カウンセリングで理想の仕上がりを正確に伝える方法

医師に自分の希望を正確に伝えることも、満足のいく結果につながる重要なプロセスです。ただ「ほうれい線をなくしたい」と伝えるだけでなく、「どのような印象になりたいか」「どの部分が一番気になるか」を具体的に話すことが大切です。理想とする芸能人やモデルの顔写真など、視覚的な資料を持参するのも良い方法です。SERA BEAUTY CLINICのカウンセリングでは、糸リフト単独か、エムフェイスとの併用かについても、こうしたご希望を踏まえてご提案しています。

糸リフトによるほうれい線治療に関するよくある質問

Q1. 糸リフトだけでほうれい線は完全に消えますか?

糸リフトだけでほうれい線を完全に消すことは難しいですが、たるみが原因の場合は大幅に目立たなくする効果が期待できます。ほうれい線の深さや原因によっては、ヒアルロン酸注入やエムフェイスなどを併用することで、より満足度の高い結果が得られます。

Q2. 糸リフトの施術中や術後の痛みはどの程度ですか?

施術中は局所麻酔を使用するため、痛みはほとんど感じません。術後は、数日から1週間ほど、筋肉痛のような鈍い痛みや引きつれ感が出ることがあります。多くは処方される痛み止めでコントロールできる程度で、ダウンタイムの経過とともに軽快します。

Q3. ほうれい線には糸リフトとヒアルロン酸、どちらがより効果的ですか?

どちらが効果的かは、ほうれい線の原因によります。頬のたるみが原因なら糸リフト、骨格による凹みが原因ならヒアルロン酸注入がおすすめです。カウンセリングで医師に診断してもらい、自分に合った治療法を選ぶことが重要です。ヒアルロン酸との併用も有効です。

Q4. 糸リフトとエムフェイス、両方受ける必要はありますか?

必ずしも両方が必要というわけではありません。糸リフト単独でも頬のたるみによるほうれい線には十分な効果が期待できますが、口元は動きが多く効果が薄れやすい部位のため、より長く満足度の高い状態を保ちたい方にはエムフェイスの併用がおすすめです。SERA BEAUTY CLINICでは、たるみの状態やご希望に応じて、糸リフト単独かエムフェイスとの併用かをご提案しています。

まとめ:頬のたるみによるほうれい線には糸リフトが効果的。エムフェイスの併用でさらに満足度アップ

糸リフトは、頬のたるみが原因でできたほうれい線に対して、物理的に引き上げることで改善が期待できる効果的な治療法です。しかし、骨格が原因の場合やたるみが重度の場合など、効果が出にくいケースも存在します。失敗を避け、満足のいく結果を得るためには、自分のほうれい線の原因を正しく理解し、経験豊富な医師のもとで適切な施術を受けることが不可欠です。

また、口元は動きが多く糸リフトの効果が薄れやすい部位でもあるため、より長くリフトアップ効果を実感したい方には、表情筋にアプローチするエムフェイスの併用もおすすめです。糸リフトの物理的な引き上げ効果と、エムフェイスによる筋肉レベルからの引き締め効果を組み合わせることで、ほうれい線への多角的なアプローチが可能になります。

SERA BEAUTY CLINICでは、医師によるカウンセリングでほうれい線の原因を丁寧に診断したうえで、糸リフトとエムフェイスを組み合わせた最適な治療プランをご提案しています。「自分のほうれい線にはどの治療が合うか知りたい」という方は、まずは無料カウンセリングにてご相談ください。