「男だから美容クリニックは行きづらい」「ニキビ跡なんて気にするほどじゃないと言われた」。そう思いながらも、鏡や写真に映る頬のクレーターが気になって仕方がない。そんな男性は多いのではないでしょうか。
実際、当院にはニキビ跡でお悩みの男性が多く来院されています。男性の肌には男性特有の特徴があり、治療の組み立て方も少し変わります。この記事では、男性のニキビ跡が治りにくいと言われる理由と、当院が男性の肌に対して重視している「肌を柔らかくする」という考え方を解説します。
目次
- 男性のニキビ跡の特徴|なぜ「しっかりした跡」になりやすいのか
- 男性のニキビ跡治療で大切なのは「凹みを埋める」より「肌を柔らかくする」
- 男性に多い「ニキビとニキビ跡が同時にある」ケースの進め方
- 男性が気になる「痛み・ダウンタイム・通院回数」の目安
- 男性のニキビ跡治療を成功させるホームケアと生活習慣
- 男性が通いやすいクリニックの条件|当院について
男性のニキビ跡の特徴|なぜ「しっかりした跡」になりやすいのか

男性の肌は、男性ホルモンの影響で皮脂の分泌が多く、皮膚が厚くゴワつきやすい傾向があります。そのため、ニキビができやすいだけでなく、炎症が真皮まで及んだときに皮膚が分厚い分、しっかりとしたクレーターとして残りやすいのが特徴です。
また、思春期のニキビを「そのうち治る」と放置したり、自分で潰したり、部活やスポーツで紫外線を浴び続けたりすることで、跡が深く・濃く残ってしまうケースも多く見られます。一度クレーターになってしまうと、自分の力で持ち上げることはできません。
一方で、院長・世良は、男性の方は「言われた通りにホームケアを真面目に続ける方が意外と多い」とも話しています。正しい治療と毎日のケアを組み合わせれば、男性の肌も着実に変化を目指せます。
男性のニキビ跡治療で大切なのは「凹みを埋める」より「肌を柔らかくする」



院長・世良が男性のニキビ跡治療で特に重視しているのが、「クレーターを埋めること」に集中するよりも、まず肌質を柔らかくすることです。ゴワゴワと硬く、くすんだ肌の上に凹みがある状態では、凹みだけを治してもきれいに見えません。逆に、肌質が柔らかく整うだけで、クレーターの影は目立ちにくくなり、肌全体の印象が大きく変わります。
具体的には、トライフィル(CO2マイクロサブシジョン)でCO2をしっかり入れて癒着を剥がし、ボーア効果で酸素を供給しながら薬剤を導入し、同日にポテンツァの高周波で真皮に適度な熱を加えて肌を柔らかくしていきます。当院では、皮膚の厚い男性には「ポテンツァの高周波を加えたほうがよい」と考えています。
肌が柔らかく整った段階で、残った部分的なクレーター(特にこめかみや頬のアイスピック型)には、キュアジェットとポテンツァの組み合わせで仕上げていきます。
Dr.世良
【治療内容】セラビ式ニキビ跡治療(セラピール・トライフィル・キュアジェット・エレクトロポレーション)
施術医:世良 融子(SERA BEAUTY CLINIC 院長)
@sera_beauty_clinic @dr.sera_y
症例の詳細:セラピール、トライフィル、キュアジェット、エレクトロポレーション、ビタミン内服・外用。他院でサブシジョンを受けたが効果を感じず当院受診。20代前半で肌代謝が良く改善は早かった印象(院長コメント)。
院長がこのテーマを動画で解説しています。
男性に多い「ニキビとニキビ跡が同時にある」ケースの進め方

男性の場合、皮脂の多さから「まだニキビができ続けている」状態でニキビ跡の相談に来られる方が多くいます。この場合、ニキビ跡治療を先行しても新しいニキビが次々でき、治したそばから新しい跡ができてしまいます。
そのため当院では、顔全体に炎症性のニキビやしこりニキビが繰り返している方には、まずニキビそのものの治療を優先します。重症の場合は、皮脂腺を小さくするイソトレチノインの内服を、血液検査と2週間に1回の診察で管理しながら行い、あわせてハイドラジェントルとエレクトロポレーションで毛穴の汚れを落とし、肌を鎮静させます。
ニキビが落ち着いた段階で、あるいは状態によっては並行して、トライフィル・ポテンツァ・キュアジェットによるニキビ跡治療へ進みます。
男性が気になる「痛み・ダウンタイム・通院回数」の目安

仕事をしている男性にとって、ダウンタイムの長さは治療を続けられるかどうかを左右します。当院がトライフィルやキュアジェットにポテンツァを組み合わせているのは、高周波の止血・鎮静作用によって赤みやむくみの期間を短くし、「月の半分がダウンタイム」という状態を避けるためです。
トライフィルは院長自身も「受けた施術の中でもトップクラスに痛い」と言うほど刺激の強い治療ですが、当院では表面麻酔と笑気麻酔を基本とし、痛みに弱い方には神経ブロック麻酔や静脈麻酔も選択できます。「痛そうだから」という理由で治療を先延ばしにする必要はありません。
通院の目安は月に1回、4〜5回で半年以内。お盆や年末年始、ゴールデンウィークなど、まとまった休みが取れる時期にダウンタイムのある治療をまとめて行うなど、ライフスタイルに合わせて計画を組むことも可能です。
男性のニキビ跡治療を成功させるホームケアと生活習慣

男性に多いのが、「洗顔はするが保湿はしない」「日焼け止めは塗らない」というパターンです。しかし、クレーター治療の後は肌が敏感で、紫外線を浴びると色素沈着を起こしやすくなります。また、保湿不足はバリア機能を下げ、ニキビの再発につながります。
院長・世良がすすめているのは、泡で優しく洗い、サラッとした乳液タイプで保湿し、毎日日焼け止めを塗る、というシンプルな習慣です。加えて、揚げ物とビールのような糖質・脂質の多い食事の繰り返しは、ニキビだけでなく肌の糖化(くすみ)にもつながるため、運動で代謝を上げることもあわせておすすめしています。
ニキビができたら自分で潰さず、クリニックで清潔な針と圧出器で処置してもらうことも、新しい跡をつくらないために重要です。
院長のInstagramでも解説しています:【知らないとヤバい!男子の肌ケアルーティン】
男性が通いやすいクリニックの条件|当院について

当院の院長・世良自身が男性の患者様から「ゴワついた肌がこんなに柔らかくなるのか」という声を多く聞いてきたように、男性のニキビ跡も、正しい診断と治療の積み重ねで変化を目指せます。院内はブルーを基調にした落ち着いた空間で、男女問わず通いやすい雰囲気を大切にしています。
院長は2022年の日本美容皮膚科学会総会でマイクロニードルRF(ポテンツァ)の治療実績について講演し、2023年には韓国の学会(KALDAT)でも発表を行うなど、ニキビ跡治療に関する発信を続けています。
「ニキビ跡を治して自信を持って人と話したい」「写真に写るのが嫌ではなくなりたい」。そんな男性の方は、まずはカウンセリングで肌の状態を確認してみてください。完全予約制で、WEB・LINE・お電話からご予約いただけます。
院長がこのテーマを動画で解説しています。
よくある質問
Q. 男性でも美容クリニックに行って浮きませんか?
A. 当院にはニキビ跡でお悩みの男性が多く来院されています。院内もブルーを基調とした男女問わず来やすい雰囲気にしていますので、安心してご来院ください。
Q. 男性のニキビ跡は女性より治りにくいですか?
A. 皮膚が厚くゴワつきやすい分、しっかりしたクレーターになりやすい傾向はありますが、トライフィルとポテンツァで肌を柔らかくするアプローチにより、はっきりとした変化が出る方が多いです。
Q. ニキビがまだできているのですが、跡の治療はできますか?
A. 状態によっては並行して進めますが、顔全体にニキビが繰り返している場合は、まずニキビ治療を優先することをおすすめしています。
まとめ
- 男性は皮脂が多く皮膚が厚いため、炎症が真皮に及ぶとしっかりしたクレーターになりやすい
- 男性のニキビ跡治療は「凹みを埋める」より、まず「肌を柔らかくする」ことで印象が大きく変わる
- ニキビが続いている場合は、ニキビ治療を優先または並行
- ポテンツァの併用でダウンタイムを抑え、月1回×4〜5回を続けられる設計に
- 洗顔・保湿・日焼け止めの3つを毎日続けることが結果を左右する
SERA BEAUTY CLINICでは、男性のニキビ跡治療のご相談も多くお受けしています。まずはカウンセリングで、ご自身の肌の状態と治療の選択肢を確認してみてください。
この記事の監修
SERA BEAUTY CLINIC 院長 世良 融子(せら ゆうこ)
2018年 川崎医科大学卒業/川崎医科大学附属病院勤務。2020年 同附属病院 泌尿器科学 臨床助教、同年 品川美容外科入職。2021年 品川美容外科 品川本院 部長。2024年 SERA BEAUTY CLINIC 院長。
所属学会:日本美容外科学会、日本抗加齢医学会、日本泌尿器科学会
主な学会発表・講演:2022年8月 第40回日本美容皮膚科学会総会・学術大会 講演「マイクロニードルRF治療機POTENZA導入後の当院での治療実績」/2023年5月 KALDAT(韓国レーザー皮膚毛髪学会)発表・パネルディスカッション
※ニキビ跡治療は自由診療(保険適用外)です。本記事で紹介する機器・医薬品には、国内で未承認のものが含まれる場合があります。効果・ダウンタイムには個人差があり、リスク・副作用については診察時に医師が説明します。